県内最大の湖沼である印旛沼は、千葉県立印旛手賀自然公園内にあります。
江戸時代から水運、水害対策、新田開発などのため幾度となく干拓事業などが行われ、1969年(昭和44年)遂に完成。印旛沼とその周辺は現在の姿になりました。
藻や水草が湖面をおおうように茂り魚の絶好の住処になっており、湖畔ではハスなどの水生植物を見ることもできます。
印旛沼の怪獣とは、江戸時代の1843年(天保14年)に印旛沼掘割工事中に出現したとされる正体不明の怪獣です。
不思議な力を発するその怪獣のように、かつて沼の底だったこの地を開拓した先人達のように、エネルギーに満ちたれんこんを作りたいという想いから、沼れんこんのロゴは怪獣の胸元にある模様をモチーフにしています。
「沼の田んぼ」この地に住む人がそう呼ぶこの場所はかつて印旛沼の底でした。
印旛沼の歴史について、知らなければ知らないし、知らなくても困ることはありません。
しかし、その歴史を知っているからこそ、より深みを持って味わうことができるのではないかと考えています。
就農活動の最中に出会ったある方が「自分のルーツを知っている方が、人生豊かじゃない?」と言いました。
「人生が豊か」とてもシンプルな人生の指針。沼の田んぼを通じて、人生の豊かさを届けたいと思っております。