沼の田んぼのれんこんは、千葉県八千代市にある印旛沼(いんばぬま)の周囲に整備された水田で栽培しています。
かつて沼の底であったこの地は、れんこん栽培に適した柔らかくとろみのある土壌となっており、甘みのある美味しさが詰まったれんこんを作ることができます。
またここの田んぼは「客土してつくられた田んぼの土とは違う」「沼の田んぼに近いほど美味しい米ができる」と、地元の方から実際にお声をいただいています。
しかし、このような恵まれた自然にも関わらず、沼の田んぼは区画整理されず、機械も使いづらい昔ながらの田んぼであったため、使われない耕作放棄地が増えてきています。そんな沼地を活かしたいという想いから、美味しさの詰まったれんこん作りを始めました。
れんこんの栽培は、土壌や水質などの環境によって味や香り・品質が異なってきます。お客様に美味しいれんこんをお届けするために、土壌の維持や改善など日々試行錯誤を重ねております。自噴井戸から汲み上げる清らかな水と沖積の肥沃な土壌で有機肥料、農薬を使用しない栽培をしています。将来的には無肥料、無農薬を目指しており、食の安全、環境問題にも取り組んでいきたいと考えています。
れんこんの魅力は、栄養豊富で調理方法によってさまざまな食感を楽しめることだと思います。生でスライスしたれんこんは甘く、焼くとシャキシャキとした食感になり、素揚げはほくほくとしてしています。また、収穫時期によっても味わいや食感の変化が楽しめます。当農園で収穫されるれんこんは、肌は白く節は太く長く、甘みのあるシャリっとした食感が特長です。是非当農園のれんこんをお楽しみください。